金魚以下しかない集中力から脱却する方法【読書感想】

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「疲れない脳をつくる生活習慣/石川善樹」を読みました。「仕事に集中できないな」とか「頭がボーっとするわ」といったビジネスパーソンにオススメと聞きつけまして。まさに自分のことなんですが。辛い。

著者の石川善樹さんはハーバード出身の予防医学研究者。めっちゃ頭いい人です。とはいえ、文章は平易で読みやすく、遅読の自分でも3時間くらいあれば読めてしまう手軽さ。社畜にはいとありがたし。

なぜポンコツ集中力になってしまったのか

最近、集中力がポンコツです。1つのことを考えていても、ついつい他のことが頭をよぎる。すぐスマホが気になってしまう。挙句の果てには、YouTubeで目的の動画に辿り着く前に、脱線して他の動画を見ている。ヤバイです。大学受験を乗り越えたあの頃は、もっと集中力があったはず。まあ10年以上も昔のことなんですが。

ちなみに、カナダの研究チームによると、現代人の集中力は金魚以下らしいです。金魚が9秒、人間が8秒。僕だけじゃなくてよかった…!

このポンコツ集中力になってしまった理由を、著者は以下のように述べています。

20世紀の心理学者たちは、「人間が1日に使える意思決定の量は限られている」ことを発見しました。つまり、朝、どの服を着ていこうかとか、あるいはLINEでどう返事をしようかと意思決定するたびに、わたしたちの心はすり減っていくのです。

つまり、ITが高度に発達した情報爆発時代の現在では、意思決定することがあまりに多すぎるために、理性で判断できなくなり、欲望のままに脳が動いてしまう。だから、1つのことに向き合っているつもりでも、余計なことに流されてしまうというのです。

脳は変えることができる

で、ここからが本題。じゃあ、欲望に流されまくる情報爆発時代を生き抜くために「わしはどうしたらええねん?なあ?」という疑問が湧くと思います。その答えが「疲れない脳をつくる」ことであると、筆者は提唱しています。

最新の脳科学の研究によれば、1日5分程度の瞑想がストレスを軽減し、免疫力を高める一方で、さらには集中力や創造性を向上させてくれることがわかってきました。 

つまり、本のタイトルである「疲れない脳」をゲットできれば、情報に流されなくなると。さらに、こうも述べています。脳の構造は、トレーニングによって変えることができる、と。現代の脳科学で明らかになったそうですが、脳には可塑性がある(=変えることができる)ということです。

気になったトレーニング3つ

というわけで、本の中では「疲れない脳」をつくるための様々なトレーニングが紹介されています。その中からとりわけ気になって実践し始めたものを3つ、備忘録的に記しておきます。正しいやり方は、本を買って読んでみてくださいね。ネタバレになるので、ここには書けませんので。 

集中瞑想

集中力、記憶力、意思決定といった認知能力が高まるとのこと。トレーニングを積むことによって、どんな時にでもパッと集中できるようになるそうです。

観察瞑想

ミュニケーション能力に深く関わる脳の領域を鍛えることで、想像力や発想力、対人関係などを養うことができるそうです。

ボディスキャン

自分の感覚を研ぎ澄ますことで、自分の感情変化に気づき、コントロールする力を養えるとのこと。

ということで、本を読んで3日程度ですが、早速実践しております。まだ明確に変わった!という効果は表れておりませんが、変われるかもしれない…、という根拠のない期待感はあります。というのも、どの瞑想も5分程度でできることなので、ズボラな自分でも継続しやすそうだから。

集中力がヤバイと感じる方は読んでみる価値あり

その他にも、「姿勢と呼吸と脳」や「血糖値を制する食事術」、「体内時計」についても、解説してくれています。自分の身体に起こっていることが、左脳的に体系立てて理解できたので、毎日の生活の中で注意することができています。これを継続すると、集中力が改善していくといいなあと願っております。手軽に読める一冊でもあるので、皆さまも是非お試しあれ。

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